展覧会

没後50年 川端康成展 虹をつむぐ人

2022年10月01日〜2022年11月27日
撮影・林忠彦
撮影・林忠彦
会場
県立神奈川近代文学館
観覧料
一般800円 65歳以上・20歳未満・学生400円 高校生100円 中学生以下無料
休館日
月曜日(10/10は開館)
リンク

展示概要

 「伊豆の踊子」「雪国」などの代表作で知られる川端康成(1899~1972)。アジアで2人目のノーベル文学賞受賞者として世界にその名を謳われ、没後50年となる現在も数多くの著書が読まれ続けている、日本を代表する文豪のひとりです。1935年(昭和10)以来、終生鎌倉に暮らし、晩年には逗子に仕事場を構えました。
 ノーベル賞授賞式での講演「美しい日本の私―その序説」に象徴されるように、日本の美を描いた作家という印象が強い川端ですが、初期のころは〈新感覚派〉の一員として、先鋭的な作品で注目されました。「浅草紅団」「禽獣」など、常に新しい芸術表現を試み、長い作家生活のなかで、中間小説、少年少女小説など幅広いジャンルの作品を手がけています。戦後になって、日本古来の文化に寄りそった「千羽鶴」「山の音」などの作品で名声を確立したのちも、一般的な道徳を超えたところにある独自の美=〈魔界〉を追求し続け、「みづうみ」「眠れる美女」などの作品を著しました。変幻自在な筆でつむいだその物語は、驚くべき多様性・多面性に満ちており、頁をめくるたびに読者を新たな世界へと誘ってくれます。
 本展では、公益財団法人川端康成記念会ほか、さまざまな関係機関等のご協力を得て、〈川端文学〉、そして〈人間・川端〉の豊潤で多彩な魅力を探ります。

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