展覧会
コレクション展「小説『舞姫』を読んでみよう！」
2025年07月04日〜2025年09月30日
会場
文京区立森鴎外記念館
観覧料
一般300円（20名以上の団体：240円）
・中学生以下無料、障害者手帳ご提示の方と介護者1名まで無料
・各種割引がございます。詳細は記念館HPをご覧ください。
・中学生以下無料、障害者手帳ご提示の方と介護者1名まで無料
・各種割引がございます。詳細は記念館HPをご覧ください。
休館日
7/22,7/23,8/25,8/26,9/24,9/25
リンク
展覧会関連イベント
●展示関連講演会「明治20年代の青年太田豊太郎―作品「舞姫」が問いかけてくるもの―」
講師：須田喜代次氏（大妻女子大学名誉教授、森鴎外記念会会長）
日時：2025年8月30日（土）14時～15時30分
会場：文京区立森鴎外記念館2階講座室
定員：50名（事前申込制）
料金：無料（参加票と本展覧会観覧券（半券可）が必要）
申込締切：8月14日（木）必着
●朗読体験ワークショップ「『舞姫』を朗読する」（2回講座）
講師：内木明子氏（朗読家、早稲田大学・相模女子大学非常勤講師）
日時：2025年9月7日（日）、14日（日）13時30分～15時30分
会場：文京区立森鴎外記念館2階講座室
定員：16名（事前申込制）
料金：3,500円（2回分）
申込締切：8月22日（金）消印有効
※イベントの申込方法は当館HPでご確認ください。
●ギャラリートーク（いずれも申込不要、高校生以上は展示観覧券が必要）
学芸員によるコレクション展ギャラリートーク
日時：7月30日、9月3日 いずれも水曜日、14時～（30分程度）
●学芸員による子ども向けギャラリートーク
当館学芸員と共に鴎外の生涯（常設展示）をめぐります。
日時：8月3日（日）13時～（30分程度）
対象：小学校4年生から
講師：須田喜代次氏（大妻女子大学名誉教授、森鴎外記念会会長）
日時：2025年8月30日（土）14時～15時30分
会場：文京区立森鴎外記念館2階講座室
定員：50名（事前申込制）
料金：無料（参加票と本展覧会観覧券（半券可）が必要）
申込締切：8月14日（木）必着
●朗読体験ワークショップ「『舞姫』を朗読する」（2回講座）
講師：内木明子氏（朗読家、早稲田大学・相模女子大学非常勤講師）
日時：2025年9月7日（日）、14日（日）13時30分～15時30分
会場：文京区立森鴎外記念館2階講座室
定員：16名（事前申込制）
料金：3,500円（2回分）
申込締切：8月22日（金）消印有効
※イベントの申込方法は当館HPでご確認ください。
●ギャラリートーク（いずれも申込不要、高校生以上は展示観覧券が必要）
学芸員によるコレクション展ギャラリートーク
日時：7月30日、9月3日 いずれも水曜日、14時～（30分程度）
●学芸員による子ども向けギャラリートーク
当館学芸員と共に鴎外の生涯（常設展示）をめぐります。
日時：8月3日（日）13時～（30分程度）
対象：小学校4年生から
展示内容
森鴎外（文久2［1862］-大正11［1922］）は、小説『舞姫』を明治23［1890］年1月に雑誌「国民之友」に発表しました。それまで論文や外国文学の翻訳等を主に執筆してきた鴎外が発表した創作小説の第一作目です。この作品は、昭和32［1957］年以降、高等学校国語科の教科書に取り上げられてきたことから、森鴎外という作家を『舞姫』という作品とともに記憶している人も多いことでしょう。
小説『舞姫』は、ドイツから船で帰国途中の青年・太田豊太郎による回想という形をとります。官僚として派遣されたベルリンで出会ったエリスとの恋、自分の学問や将来などを巡る葛藤や悩みとともに、帰国に至ったいきさつが描かれます。
本展では、鴎外生前に『舞姫』が掲載された雑誌や書籍のほか、創作の背景にあった鴎外自身のドイツ留学や当時の反響などに関連する館蔵資料を展示します。
そして、「国民之友」で発表される直前の明治22年末に執筆した自筆草稿（複製）全28枚を展示します。鴎外は『舞姫』を書籍に収録するたびに推敲を重ねており、今日私たちが教科書などでよむ『舞姫』と自筆草稿とを比べると、語句の変更や削除箇所があることに気づきます。手書きの文字や推敲の跡に注目しながらよみ、鴎外が吟味を重ねた言葉を味わってください。
小説『舞姫』は、ドイツから船で帰国途中の青年・太田豊太郎による回想という形をとります。官僚として派遣されたベルリンで出会ったエリスとの恋、自分の学問や将来などを巡る葛藤や悩みとともに、帰国に至ったいきさつが描かれます。
本展では、鴎外生前に『舞姫』が掲載された雑誌や書籍のほか、創作の背景にあった鴎外自身のドイツ留学や当時の反響などに関連する館蔵資料を展示します。
そして、「国民之友」で発表される直前の明治22年末に執筆した自筆草稿（複製）全28枚を展示します。鴎外は『舞姫』を書籍に収録するたびに推敲を重ねており、今日私たちが教科書などでよむ『舞姫』と自筆草稿とを比べると、語句の変更や削除箇所があることに気づきます。手書きの文字や推敲の跡に注目しながらよみ、鴎外が吟味を重ねた言葉を味わってください。