会員館トピックス

岡本綺堂顕彰事業 第4回こども怪談コンクール ぷちぶちこわいはなし─僕らは最高に怖い話を作ってしまったかもしれない─

2025年5月31日

勝央町出身の出版人 岡本経一の養父である、岡本綺堂(劇作家・小説家)を広く顕彰するため、怪談文芸の名手・綺堂が、幼少期からしばしば怪奇に触れて「怪談話」を心から愛したことにちなみ、全国の小中学生を対象に「こわい話」を募集する作文コンクールを実施いたします。
この作文公募は、令和4年度の岡本綺堂生誕150年記念展を機に、本町出身の出版人で綺堂の養嗣子である岡本経一が尽力し、かつて設置された「岡本綺堂賞」の志を引き継ぐべく創設したものです。

岡本綺堂(1872-1939 / 劇作家・小説家)

昨年も全国から123点の作品をお寄せいただき、子どもたちの独創性に溢れる作品の数々を収めた入賞作品集を発行することができました。4回目となる本年もこのコンクールを実施し、綺堂の業績を次世代に伝え、綺堂作品が子どもたちに読み継がれていくことを望むとともに、子どもたちの創造力を育む機会となることを目指しています。
審査委員長は、『怪談えほん』シリーズ(岩崎書店)の監修者で、現在、怪奇幻想文学の分野で第一人者としてご活躍中のアンソロジスト、文芸評論家の東雅夫(ひがし・まさお) 先生です。
東雅夫先生は、岡本綺堂生誕150年記念のアンソロジーを3冊出版されるなど、戯曲と探偵小説のみならず怪奇小説の大家であった岡本綺堂の作品群に光を当て、現代も愛読されるアンソロジーとして出版されています。

審査委員長 東雅夫 先生(アンソロジスト、文芸評論家)
  • 対象 小学生・中学生
  • 応募規定 応募作品は、日本語で書かれた800文字以内の作品で、本人が創作した未発表のもの、1人1点に限ります。
    データでのご応募に限ります。(※保護者による文字入力の補助は可とします。)
    ご応募はウェブ応募フォームからのデータ送信のみ受付します。
    持ち込み・郵送は受付しません。
    作品のデータを募集要項のウェブ応募フォーム2次元コードから、もしくは、こちらhttps://apply.e-tumo.jp/town-shoo-okayama-u/offer/offerList_detail?tempSeq=46817から、送信してご応募ください。(6月1日から受付開始になります。)
    ※学校単位で団体応募ができます(団体応募についての詳細は勝央美術文学館ウェブサイトをご参照ください)
  • 受付期間 令和7年6月1日(日)〜7月31日(木)必着
  • 結果発表 令和7年9月中旬(予定)勝央美術文学館ウェブサイト上で発表
  •  小学生の部・中学生の部、それぞれの優秀作品を表彰します。

   ◆特賞 各1名・・・賞状、副賞として図書カード1万円分   

   ◆優秀賞 各1名・・・賞状、副賞として図書カード5千円分 

   ◆入選 各4名程度・・・賞状、副賞として図書カード千円分

   ◆佳作 各4名程度・・・賞状、副賞として図書カード5百円分

   ※入賞作品を掲載した入賞作品集を発行します。(10月中旬発行予定)

  • 審査委員長 東雅夫 先生(アンソロジスト、文芸評論家)

このページをシェアする