市川市文学ミュージアム企画展「幸田文展　－千年の藤のように生きる－」

幸田文は、一家庭人として40年余りを過ごし、明治を代表する文豪であった父・露伴を看取ると、その看病の記録で文壇に登場しました。以降、86歳で亡くなるまで随筆・小説・ルポタージュなど、多彩なジャンルで活躍しました。
本展では、「台所育ち」と称した前半生、作家デビューから断筆宣言、再出発を経て亡くなる直前まで執筆を続けた作家生活を、自筆資料や愛用品とともにご紹介いたします。