展覧会

春の特別展「仙川の家」武者小路実篤、終の住処での20年

2024年04月27日〜2024年06月09日
会場
調布市武者小路実篤記念館
観覧料
大人…200円
小・中学生…100円
※調布市在学、在住の小・中学生は、毎週土曜日に無料パスが利用できます
※調布市内在住の65歳以上の方は無料
※身体障害者手帳・精神障害者保健福祉手帳・愛の手帳をお持ちの方と付添人は無料
※「ぐるっとパス」が利用できます
休館日
月曜日(祝日のときはその翌日)(翌日が祝日のときはその翌日)年末年始(12月29日から1月3日)※展示室・閲覧室には、休館日のほかに休室日があります
リンク
展示解説
展覧会ごとに、各展覧会会期中に1〜2回、担当学芸員による展覧会の見どころ、作品・資料や実篤にまつわるエピソードなどを解説します。
日時:①2024年5月3日(金・祝)
   ②2024年6月1日(土)
   いずれも午後1時30分から45分間程度
参加費・申込み:不要。当日直接会場へお越しください。
解説:佐藤杏(学芸員)

展示内容

 「年をとったら水のあるところに住みたい」という子どもの頃からの夢を叶え、昭和30年(1955年)12月に東京・調布へ移り住んだ実篤。武蔵野の豊かな自然に囲まれて、午前中は原稿の執筆、午後は書画の制作に取り組み、親しい人々の訪れを迎えました。夫婦二人の静かな生活を送りつつも、次々と舞い込む仕事に励み、90歳で亡くなるまで忙しくも充実した日々を過ごします。
 実篤が「仙川の家」と呼んだ邸宅は、平成30年(2018年)に国の登録有形文化財となり、建築から60年余りを経て再評価を得ます。また、令和に入り、机や椅子、腰掛け、敷物など、実篤が愛用した家具の制作元が相次いで明らかとなりました。本展覧会は、当館で平成20年に開催した秋の特別展「仙川の家」に近年の調査・研究成果を加えて再構築するものです。実篤自ら「仕事の完成の地」といった仙川の家での20年間を振り返るとともに、その暮らしを支えた建築や家具などを紹介します。

このページをシェアする