展覧会

収蔵品展アーカイブズに見るくまもと24

2024年07月19日〜2024年09月08日
収蔵品展チラシ
収蔵品展チラシ
会場
くまもと文学・歴史館
観覧料
無料
休館日
毎週火曜、7/26(金)、8/30(金)
リンク

◇収蔵資料から熊本の文学と歴史の魅力をひもとく第24弾◇

◆文学:近代文学 収蔵資料セレクション〝夏〟
 文学分野では、くまもと文学・歴史館が収蔵する近代文学資料をかわるがわるご紹介しています。今回は、新1,000円札の顔となった北里柴三郎ゆかりの詩人で、阿蘇出身の蔵原伸二郎、夏といえば〝怪談〟、没後120年の節目を迎えた小泉八雲、そして、生誕120年の国文学者 蓮田善明を特集します。

◆歴史:つるっと南関素麺と江戸時代の人びと
 夏の風物詩である熊本の名産品「南関素麺」を切り口に、多田隈家文書など館蔵資料から名産品としての「南関素麺」の歴史や素麺づくりを生業として暮らしていた人びとの姿をひもときます。

【主な展示資料】
◆蔵原伸二郎 自筆 軸「月をとらうと」
◆小泉八雲 ちりめん本(「日本昔噺」シリーズ)
◆蓮田善明 自筆原稿「恋のらくがき」「小石」
◆「名所 名物 東肥名寄 下」(1840年頃〔天保晩年〕撰)
 肥後国の名物を取り上げた番付で、「南関素麵」は前頭に位置付けられている。
◆「南関手永関町難渋者共素麺製造基手拝借小麦買入渡小前帳」(1866年〔慶応2〕)
 南関の関町の素麺職人47人が、素麺づくりの元手となる小麦を拝借した際の資料。女性の名前も確認でき、素麺づくりが当時の女性の生業のひとつであったこともわかる。

《同時開催中》
◇トピック展示「江津湖の記憶」
夏目漱石、安永蕗子らの江津湖にまつわる文学資料や加勢川絵図(原寸複製)、昭和初期の江津湖の写真を展示。

◇ミニ展示「熊本県公文類纂に見る北里柴三郎、明治の紙幣発行」
県立図書館の所蔵する貴重資料から〝新紙幣〟にかかわるものをご紹介。

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