展覧会

特別展「近代文学でよむ文の京の坂と名所」

2026年04月11日〜2026年06月28日
笠井鳳斎《本郷三丁目及同四丁目の図》(「新撰東京名所図会」49編 明治40年10月より) 文京区立森鴎外記念館蔵
笠井鳳斎《本郷三丁目及同四丁目の図》(「新撰東京名所図会」49編 明治40年10月より) 文京区立森鴎外記念館蔵
会場
文京区立森鴎外記念館
観覧料
一般600円(20名以上の団体:480円)
・中学生以下無料
・障害者手帳ご提示の方と介護者1名まで無料、中学生以下無料
・その他各種割引あり
休館日
4/27,4/28,5/25,5/26,6/22,6/23
リンク
関連事業
●展示関連講演会1「〈D坂〉が生まれた場所―団子坂時代の江戸川乱歩」
デビュー前に団子坂で暮らした乱歩の生活と、この地を舞台にした小説「D坂の殺人事件」についてお話しします。
講師:杉本 佳奈 氏(立教大学江戸川乱歩記念大衆文化研究センター助教)
日時:5月23日(土)14時~15時30分
会場:文京区立森鴎外記念館 2階講座
定員:50名(事前申込制)
料金:無料(参加票と本展覧会観覧券(半券可)が必要)
申込締切:5月8日(金)必着

●展示関連講演会2「文京から花開いた文学散歩―野田宇太郎と観潮楼を起点に」
近年の旅行熱や「文豪」ブームなどで再脚光を浴びている文学散歩。その起源や魅力を鴎外や文京ゆかりの作家たちとともに語ります。
講師:大木 志門 氏(東海大学教授)
日時:6月6日(土)14時~15時30分
会場:文京区立森鴎外記念館 2階講座
定員:50名(事前申込制)
料金:無料(参加票と本展覧会観覧券(半券可)が必要)
申込締切:5月22日(金)必着

※申込方法は当館HPをご参照ください。

●コレクション展ギャラリートーク
展示担当者が展示解説を行います。
日時:4月29日(水・祝)、5月20日(水)、6月17日(水)14時~(30分程度)
申込不要、当日の展示観覧券が必要です。

展示内容

 文の京(ふみのみやこ/文京区)には、根津神社や小石川植物園、団子坂など明治以前から現在に至るまで親しまれている名所や坂がたくさんあります。また、明治初期に本郷に移転した東京大学の周辺には、のちに作家となる若者たちが多く暮らしていました。
 明治から昭和初期の近代文学の中には、文の京を人々が行きかい、名所が登場する作品があります。鴎外『青年』では主人公が根津神社を通り過ぎ、夏目漱石『三四郎』は東京大学構内、石川啄木『天鵞絨(ビロウド)』は混雑した本郷三丁目、徳田秋声『みち芝』は牛天神(北野神社)、中野重治『むらぎも』は富坂、泉鏡花『外科室』は小石川植物園が書かれました。志賀直哉は『クマ』で飼い犬を追って護国寺へと走ります。樋口一葉は、日記に名所への外出を書き残しました。
 他方、鴎外の住んだ観潮楼は、秋に菊人形でにぎわった千駄木、団子坂上に建っていました(現・当館所在地)。周辺には高村光太郎、宮本百合子、室生犀星、江戸川乱歩なども住み、千駄木は彼らの生活圏であり、作品にも書かれました。
 本展では、明治から昭和初期の近代文学に書かれた文の京の坂と名所を紹介します。100年ほど前の風景や人々の営みを近代文学でよんでいきます。

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