会員館トピックス

公開ワークショップ「朗読で感じる実篤」

2025年9月26日

文学作品は、声に出して読むことで、黙読では気づかない言葉のリズムやニュアンスを感じ取ることができます。

何故ここでこの言葉を繰り返したのか、同じ言葉は本当に同じ意味で使われているか。誰に向けて書いているのか。朗読するために、一つ一つの言葉に込められた意味を考えると、実篤の思考の軌跡が見えてきます。今回は小説「愛と死」などを取り上げます。

朗読家として活躍し、長年教室を主宰している講師の指導で、朗読を通して実篤のことばを体感し、理解を深めます。朗読するために文学作品と向き合い、文章を自分の中に落とし込み、作者の思いを伝える表現を考えることで、作品世界がぐっと鮮明になります。

観覧のみの参加もできます。朗読は文学を耳から楽しむ事ができ、他者の表現を通して鑑賞することで一人で黙読するよりも遙かに作品世界が広がります。朗読の鑑賞を楽しみたい方、また実篤文学に興味はあるけれど読むきっかけがないという方、この機会に是非ご観覧ください

朗読作品:小説「愛と死」(部分)、ほか詩・エッセイ

講師:河崎早春(朗読家・俳優))

日時:2025年10月12日(日曜日) 午後1時30分から3時30分

会場:調布市文化会館たづくり10階 1001学習室(京王線調布駅中央口出口から徒歩4分)

募集:〈ワークショップ参加者〉定員10名/参加費220円

   〈観覧者〉定員30名/参加費無料

申込み:右記ページ(https://www.mushakoji.org/schedule/kouza.html)にアクセスし、WEBフォームに必要事項(講座名(参加・観覧の区別も)・応募者全員(2人まで)の氏名・年齢(任意)・住所・電話番号・メールアドレス)を入力して送信してください。または、上記と同じ要領で、実篤記念館開館時間内に電話(03-3326-0648)でお申し込みください。

締切:WEBフォーム・電話どちらも申込みは10月1日(水)午後5時締切です。

*応募者多数の場合は抽選。初めて応募する方を優先することがあります。

*定員に余裕がある場合は、10月2日(木)午前9時〜11日(土)午後5時まで電話で受け付けます(先着順)。

*締切日時後のWEBフォームからの申し込みは無効となります。

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