石川近代文学館

石川県は、藩政時代「天下の書府」と称された加賀前田家の文化や、城下町金沢を中心とする武士や町民、加越能の庶民文化の伝統を広く継承してきました。こうした土壌の上に、近代以降も豊かな文学世界が醸成され、明治期にはロマン主義の泉鏡花や自然主義の徳田秋聲、大正期には高い詩精神を持った室生犀星が生まれ、以後今日に至るまで、多様な作家を輩出し続けています。
本館はこうした県ゆかりの文学者らの著書・原稿・遺品の類を集め、昭和四十三年の開館以来、県内外の文学愛好者・研究者へ最良の資料を提供することに努めてまいりました。昭和六十年からは国指定重要文化財である旧第四高等学校本館校舎を利用し、平成二十年には「石川近代文学館」と「石川四高記念館」からなる複合施設「石川四高記念文化交流館」として新装開館しました。石川近代文学館ゾーンには七つの常設展示室と三つの企画展示室があり、年間三~四回の企画展を開催しています。
ウェブサイト
エリア
中部エリア
住所
石川県金沢市広坂2-2-5
電話番号
076-262-5464
FAX
076-261-1609
メール
kinbun@kinbun.com
開館時間
9:00~17:00(入館は16:30まで)
休館日
年末年始(12/29~1/3)※展示替等で休館することがあります。
ショップ

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