徳田秋聲記念館

徳田秋聲(1871~1943)は、田山花袋、島崎藤村らとともに日本の自然主義文学を代表する作家です。明治中期、尾崎紅葉の門下を経て、昭和18年に73歳(数え年)で死去するまで、『黴』『爛』『あらくれ』『仮装人物』『縮図』など数多くの作品を発表、長く文壇に活躍しました。 
徳田秋聲記念館は、その文業の顕彰を目的に、故郷である金沢の中でも秋聲が幼少期を過ごした東山エリアに建てられました。秋聲ゆかりの品々を広く収集・保存し、常設展や年三回の企画展で順次公開しています。その他、館内には東京に現存する秋聲旧宅の再現書斎、和紙人形シアター、映像コーナーを備え、秋聲の生涯と作品を多角的に紹介しています。
 また、2階の文学サロンからは優美な浅野川と木造の梅ノ橋が一望でき、秋聲が愛した卯辰山のふもとに広がる町並みは、しばしば作品の舞台となりました。古都金沢の面影を色濃く残す「ひがし茶屋街」とも隣接しています。
ウェブサイト
エリア
中部エリア
住所
石川県金沢市東山1丁目19番1号
電話番号
076-251-4300
FAX
076-251-4301
メール
shusei@kanazawa-museum.jp
開館時間
9:30~17:00(入館は16:30まで)
休館日
火曜日(祝日の場合は翌平日)、年末年始、展示替え期間
ショップ

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