福井市橘曙覧記念文学館

たのしみは朝おきいでて昨日まで無かりし花の咲ける見る時

この歌を詠んだのは幕末福井の歌人、国学者として知られる橘曙覧(たちばなのあけみ)(1812-1868)です。没後、正岡子規に見出されて全国にその名が知られるようになり、明治期の歌壇に影響を与えました。現代においては1994年、当時の天皇皇后両陛下がご訪米の際、大統領の歓迎スピーチの中で引用されて一躍有名になりました。身近な生活の中にある「たのしみ」を52首の和歌に詠んだ曙覧の「独楽吟(どくらくぎん)」は、現代の私たちに本当の楽しみ、幸せを教えてくれます。
福井市橘曙覧記念文学館では橘曙覧の業績や歌について展示や講座を通してご紹介しています。また、郷土作家や文学全般に興味を持っていただけるよう短歌入門講座、朗読会等を開催しています。福井市中心部の足羽山麓にある当館にて、自然に親しみながら、心豊かな歌の世界に触れてください。
ウェブサイト
エリア
中部エリア
住所
福井県福井市足羽1丁目6-34
電話番号
0776-35-1110
FAX
0776-33-3933
メール
akemi-t@do-spot.net
開館時間
9:00~17:15(入館は16:45まで)
休館日
月曜日(祝日の場合は翌平日休館)、展示替え等による臨時休館日、年末年始(12月28日~1月4日)、
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