長泉町井上靖文学館

井上靖文学館は、1973(昭和48)年11月25日に開館いたしました。

当時、作家存命中に設立された個人文学館は珍しく、話題になりました。開館後、井上は何度も訪れ、読者との交流を重ねました。

文学館を設計したのは建築家・菊竹清訓(きくたけ きよのり)氏です。

代表作『あすなろ物語』の中で、主人公が詠む「寒月ガ カカレバ キミヲシノブカナ 愛鷹山(あしたかやま)ノフモトニ住マウ」という歌にちなみ、この地に文学館が建てられました。

初版本や限定本などの希少な書籍、原稿や万年筆といった愛用品を含め、約3000点の資料を所蔵しています。



開館から半世紀近く経った、2021(令和3)年4月。当館は長泉町営となり、新たなスタートを切りました。
2階を自由に本が読めるスペース「ミュージアムライブラリー」とし、幅広い年代の方が本に親しんでもらえるようリニューアル。企画展や講演会、ワークショップを開催するとともに、出前授業や出前講座などを通して、井上靖の作品を読み継ぐ活動を行っていきます。
ウェブサイト
エリア
中部エリア
住所
静岡県駿東郡長泉町東野515-149
電話番号
055-986-1771
FAX
055-980-5313
メール
inoue.museum@town.nagaizumi.lg.jp
開館時間
4~8月/午前10時~午後6時 9~3月/午前10時~午後5時 ※ご入館は閉館30分前までとなります
休館日
・毎週水曜日(祝日の場合は営業、その翌平日休) ・年末年始(12月28日から1月4日)

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