展覧会

第50回企画展「『壁の花』直木賞受賞70年 今官一-わが友 太宰治」

2026年04月01日〜2027年03月21日
会場
弘前市立郷土文学館
観覧料
一般100円、小・中学生50円
休館日
2026/12/29~2027/1/3
リンク

展示内容

作家・今官一は、太宰治の「桜桃忌」の命名者として知られ、太宰と同じ明治42年(1909)に弘前市に生まれました。二人は昭和2年に初めて出会い、同人雑誌『海豹』『青い花』などで活動を共にし、〈文学の友〉〈心の友〉として、その交流は太宰が他界する昭和23年まで続きました。
太宰が第一創作集『晩年』(昭和11年)を官一に贈る際、「誠実、花咲いては、愛情」ではじまる献辞をしたためました。また、空襲が激しい戦争末期、海軍に召集された官一から預かった原稿を、太宰が戦火をくぐり抜け死守したというエピソードも伝えられています。
令和8年(2026)は、今官一が小説集『壁の花』で青森県初の直木賞を受賞してから70年の節目にあたります。本展は、第一章で、深い絆で結ばれた今官一と太宰治の交流の軌跡をたどり、第二章では、『海鷗の章』『幻花行』『壁の花』など、知的で詩情にあふれ〈はるかなるもの〉へのロマン漂う、今官一の作品の魅力に改めて迫るものです。

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