展覧会
三島由紀夫生誕100周年記念展「MISHIMA BEST SELECTION~珠玉の100選~」
2025年01月11日〜2025年12月28日
会場
山中湖文学の森 三島由紀夫文学館・徳富蘇峰館
観覧料
●一般:個人1,000円・団体900円・障がい者500円
●大学生・高校生:個人600円・団体500円・障がい者300円
●中学生・小学生:個人200円・団体100円・障がい者100円
※両館共通チケットです。
※高校生以上の学生の方は学生証をご提示ください。学生証のご提示がない場合、一般料金となります。
●大学生・高校生:個人600円・団体500円・障がい者300円
●中学生・小学生:個人200円・団体100円・障がい者100円
※両館共通チケットです。
※高校生以上の学生の方は学生証をご提示ください。学生証のご提示がない場合、一般料金となります。
休館日
月・火曜日(祝祭日の場合はその翌日)、ただし4月28日~5月6日は開館。
リンク
展示概要
2025年(令和7年)は、三島由紀夫の生誕100年にあたります。生きていれば100歳の三島由紀夫を記念して、「MISHIMA BEST SELECTION~珠玉の100選~」という特別展示を開催します。
「珠玉の100選」は、代表作ばかりの展示ではありません。また、三島の生涯におけるエポック・メイキングな出来事の資料展示でもありません。
文学館スタッフが、これまでの経験を生かして厳選した貴重な資料、面白い資料、ちょっと説明を加えると輝き出す資料、傍系の作品なのにその質量が圧倒的な資料、小さくて目立たないけれども大事なことを物語る資料、図書館にもある本なのに「これぞ三島」という資料などなど……。もちろん第一級の資料も展示します。資料にも、それぞれの物語や歴史があります。
例えば、イタリアのガブリエレ・ダンヌンツィオの霊験劇を、池田弘太郎の協力を得て、原文のフランス語から翻訳した『聖セバスチァンの殉教』の原稿は、今回が初の公開となります。池田の協力があったとはいえ、忙しい時間を割いて慣れないフランス語に挑んだ意図は何だったのか。毎週1回、徹夜して、1年余りかけて日本語にした現物を目の前で見ることができます。原稿には、三島の執念と信仰に生きたセバスチァンへの愛着が随所に表れ出ています。
これらを年代順に展示し、45年の生涯と55年の没後の合計100年を見通せるように工夫しました。
「珠玉の100選」は、代表作ばかりの展示ではありません。また、三島の生涯におけるエポック・メイキングな出来事の資料展示でもありません。
文学館スタッフが、これまでの経験を生かして厳選した貴重な資料、面白い資料、ちょっと説明を加えると輝き出す資料、傍系の作品なのにその質量が圧倒的な資料、小さくて目立たないけれども大事なことを物語る資料、図書館にもある本なのに「これぞ三島」という資料などなど……。もちろん第一級の資料も展示します。資料にも、それぞれの物語や歴史があります。
例えば、イタリアのガブリエレ・ダンヌンツィオの霊験劇を、池田弘太郎の協力を得て、原文のフランス語から翻訳した『聖セバスチァンの殉教』の原稿は、今回が初の公開となります。池田の協力があったとはいえ、忙しい時間を割いて慣れないフランス語に挑んだ意図は何だったのか。毎週1回、徹夜して、1年余りかけて日本語にした現物を目の前で見ることができます。原稿には、三島の執念と信仰に生きたセバスチァンへの愛着が随所に表れ出ています。
これらを年代順に展示し、45年の生涯と55年の没後の合計100年を見通せるように工夫しました。